高知のキャンプ飯はこれで決まり!【カツオのタタキの作り方】
高知県を代表する料理「カツオのタタキ」
高知県ではキャンプやバーベキューなどのアウトドア料理としてしばしばお目にかかります。
豪快で、盛り上がること間違いなし!!
私も先日のキャンプでカツオのタタキを作りました。その作り方を紹介します。
まずはカツオが必要です。
今回準備した鰹は1節。重さにすると400~500gくらいだと思います。
節という単位は聞いたことがあるでしょうか?
鰹をさばく時はまず片身におろします。
この片身を中骨で割ると背の部分と腹の部分に分かれます。
この片身の半分を節と言います。3~4人前と言ったところでしょうか。
鰹のシーズンになると高知県内どこのスーパーでもおいしい鰹が手に入ります。
さらにおいしい鰹を手に入れたい方は高知県中土佐町にある「久礼大正町市場」へGO!
意外に手に入らない稲わら
おいしい鰹をゲットしたら次は稲わらです。
これが意外に手に入らない・・・
高知県の田舎のことですから、そこら辺にいる農家のおんちゃんにおねがいしてもらえばいいと思っていたのですが、色々調べてみると農家さんにとって稲わらは非常に大切なものとのこと。
農家さんにもらうのはあきらめて、ホームセンターで買うことにしました。
キャンプ当日、ホームセンターを何軒かはしごしましたが、なかなか稲わらが売っていません(圧縮した20㎏のものはありました)。
キャンプ場への道中、最後のホームセンター(コメリ黒潮町店)でようやく稲わらにありつくことができました。
買ったのは園芸長ワラ2束(348円)です。鰹1節をタタキにするのにちょうどいい量でした。
ただ、時期によってはホームセンターでの取り扱いがない場合があるのであらかじめネットなどで手に入れるのが無難かと思います。
燃えさかるワラであぶります。
鰹は網にのせてあぶるのが簡単かと思います。
節にしたカツオの断面は三角になってます。串にさしてあぶる人もいるようですが、3面をあぶるには串にさすよりも網の上で向きを変える方が簡単です。
本来なら一斗缶などにワラを入れて燃やすのが理想ですが、ただでさえ荷物の多いキャンプ、一斗缶を持っていく余裕はありません。
愛用のユニフレームのファイヤーグリルにワラをくべます。
やけどをしないように気を付けてください。
おいしいカツオのタタキを作るコツは、炎であぶるだけでなく、煙でもあぶることです。
煙であぶることで、ワラの香りがカツオにしみ込み、タタキの味をグッと引き締めてくれます。
全面に焼き色がついたら完成です。
いただきます
カツオのタタキは太めに切るのが高知流。どこで食べてもゆうに1センチは超えます。
今日の薬味はネギとミョウガ。
薬味はあらかじめ家でカットして、小さなタッパーに入れて持参しました。
上から高知産のゆずぽん酢をかけます。
今日かけたのはこれ。
驚異のゆず果汁21%
カツオのタタキに最も合うぽん酢の呼び声高し!
また高知では近年、タレじゃなくて塩をかけた「塩タタキ」のほうが主流になってきています。
最後に
ワラを入れた瞬間、炎がワッと燃え上がりテンションマックス。
思い出に残るキャンプ飯になること間違いなしだと思います。
ぜひ試してみてください。
ただ、やけどをしたりテントを焦がさないように気を付けてくださいね。
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