四万十川でカヌー体験!!【四万十カヌーとキャンプの里かわらっこ】
今回のキャンプは高知県四万十市にある【四万十カヌーとキャンプの里かわらっこ】。
高知市内からは車で約3時間の道のりです。
目的はもちろんカヌー体験。家族でカヌーツーリングを楽しみたいと思っているのですが・・・
まさか、というかやっぱり雨
そうなんです。
毎日天気予報をチェックしていますが雨の確率が非常に高い。
それも、なかなかの豪雨予報が出ています。
しかし。
前回のシュノーケリングキャンプも雨予報でしたが、2日目は奇跡的に晴れました。
今回も奇跡が起こることを信じてキャンプ場へ向かいます。
到着しました。
はい。豪雨です。
キャンプ場に他のキャンパーは誰もいません。完全貸し切り状態。
受付のお姉さんも「ホントにキャンプするの?」と言いたそうです。
あまりの豪雨に少し迷いましたが、受付を済ませキャンプを敢行することにしました。
キャンプを敢行したのには理由があります。前回の雨を教訓に、今回のキャンプには秘密兵器をもっていきましたから。
ただ、翌日のカヌー体験は無理かな?と思っていました。
お姉さんからも、川が増水したら明日のカヌーは中止になる旨、説明を受けました。
雨のテント設営
前回のシュノーケリングキャンプでは、雨に降られてタープをレンタルすることになりました。
今回準備した秘密兵器がこれ。
6~8人用のデカいヘキサタープです。
これさえあれば多少の雨でも問題なし。
さっそくカッパを着て、ときおり激しく降る雨の中テント設営に取り掛かります。
今年キャンプを始めたばかりの初心者ですが、テントの設営はこれで6度目。だいぶスムーズに設営できるようになってきました。
ヘキサタープを張るのは今日が初めて。
でもまあ予習の甲斐あってか、順調に設営完了。
タープのたるみは愛嬌ということで・・・
大きめのチェアーを5つ並べた上にテーブル、調理台など設置してもまだまだ広いヘキサタープ。
この時には雨も小康状態といった感じでしたが、全く気になりませんでした。
でも実は、
少し問題が発生。
デカいヘキサタープの横に、コールマンの2ルームテントを併設すると、隣のテントサイトに思いっきりはみ出てしまいました。
はみ出したというか、ほぼほぼ2サイト分のスペースを独占する事態になってしまいました。
幸いにも私たちの他にはキャンプ客はおらず、人に迷惑をかけることはありませんでしたが・・・
心の広いかわらっこのスタッフに感謝。
今日のディナーはチーズフォンデュです。
今日のメインディッシュはチーズフォンデュ。
食材は軽くあぶっていただきます。
チーズが溶けたらテーブルへ移動。
ちなみにチーズの下には本来なら固形燃料を置きますが、今日は程よい大きさの炭を一つ置いています。
チーズは30分以上あったかい状態でした。焦げることもありませんでした。
お気に入りの食材はズッキーニ。チーズとの相性は最高です。
もちろんフランスパンも忘れていません。
しかしここで重大な問題が発生。
ワインが・・・
楽しみにしていたワインがありません。
どうやら家に忘れて来たようです。
どうしてもワインをあきらめられない我々一行。
近所のコンビニで購入しようとしましたが、近所のコンビニまでは片道10キロ。さすがは高知の田舎地帯です。
みなさん【四万十カヌーとキャンプの里かわらっこ】でキャンプをする際はぜひともお忘れ物なきよう・・・(涙)
こうしてビールの夜は更けていきます。
四万十の夜明け
夜中、何度かテントをたたく雨音で目を覚ましましたが、明け方には雨はすっかり上がりました。
散歩がてらキャンプ場内を探索します。
キャンプ場の前には清流四万十川。
圧倒的に壮大な四万十川の風景。秋の朝の冷たい空気を体いっぱいに吸い込みます。
写真では伝わらない感動がありました。
増水の気配はなく、水も思ったより澄んでいます。
心配しましたが、楽しみにしていたカヌーツーリングできそうです。
【四万十カヌーとキャンプの里かわらっこ】サイト紹介
ここでちょっとキャンプ場の紹介を。
トイレとシャワーは併設の建物内にあります。24時間使用可能。
上写真の右隅にわが家のテントとタープがちらっと見えます。
テントから近いので夜中のトイレも問題ありませんでした。
多目的トイレあり。
シャワーは3分で100円。女性の方は200円準備しておくのがよさそうです。
炊事棟には飲食スペースがあります。
バーベキューコンロの他にピザ窯もありました。
テントサイトは全部で27区画。
ペット可。
カラフルなカヌーが並んでいます。
ライフジャケットなどもカヌー体験の料金に含まれています。
カヌー体験、カヌーツーリング
今回はかわらっこ上流へ車で移動、カヌーでかわらっこまで戻ってくる「上流コース」に参加しました。
朝9時20分に集合。
今回参加したのは私たち家族と、大阪から来られた50代の夫婦が一組。
マイクロバスでかわらっこ上流にある勝間沈下橋へ移動します。
ヘルメットとライフジャケット、サンダルは無料です。貴重品はかわらっこ事務所で預かってくれます。
ライフジャケットの装着の仕方から、パドル(カヌーを漕ぐ棒)の扱い方など親切に教えてくれます。
さらに、右折左折、停止の仕方やバックで進む方法なども教えてくれますが、これらは「案ずるよりも生むがやすし」ですね。
水は少し濁っている程度、水温は約20度。ひんやりして気持ちいいです。
しばらく沈下橋の周辺で練習しました。
小学5年生の息子も問題なくカヌーを操っています。
小学校3年生(身長140センチ)から、ひとり乗りカヌーに乗ることができるそうです。
思っている以上に簡単なので小学校3年生以上のお子さんにはひとり乗りカヌーを体験させてあげることをオススメします。
ひととおりカヌーが操れるようになったらしばし休憩。
休憩時間には高さ5メートルの沈下橋から四万十川へダイブ!!
いい年したおじさんの私もダイブしました。(恐かった~)
沈下橋からのダイブは必ず地元のガイド指導のもと行って下さい。
休憩が終わるとカヌーでかわらっこを目指します。
途中流れの速いところなどもあり、とても楽しいカヌーツーリングでした。
ちなみにカヌー体験の写真は専属カメラマンに撮ってもらったものです。
(カヌーが転覆する可能性があるので、カメラやスマホなどはなるべく持ち込まないようにとのことです)
カメラマン撮影の写真約1200枚、DVDに焼いて1000円で販売です。
最後に
カヌーツーリングから帰ってきたら、少し休憩してテントをたたみます。
9月最後の日曜日、残暑の厳しい南国土佐でようやく秋を感じることができました。
早朝の散歩はキャンプの醍醐味。
朝の四万十川は驚くほど美しく、感動的でさえありました。
今回のキャンプも素晴らしい思い出になりました。
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