メッセンジャーバッグって？

マンハッタンの街を颯爽と駆け抜け、自転車で荷物を届ける人々。通称メッセンジャー。そのメッセンジャー文化が生み出したメッセンジャーのためのバッグそれがメッセンジャーバッグです。

メッセンジャーバッグの魅力

マンハッタンのビル群がとても似合うメッセンジャーバッグを、高知の田舎道をのんびりと自転車通勤する私が使うのにはやはりそれなりの理由があるわけで…

抜群の安定感

メッセンジャーバッグの象徴でもあるタスキ掛けのベルト。普段はショルダーバッグのようにゆったりと使いますが、自転車に乗る時はそのベルトをギュッと締めます。身体に密着させることでバッグが安定して自転車の運転の邪魔になりません。クロスバイクやロードバイクなど、前傾姿勢のスポーツ自転車では背中にバッグをのせるような感じになるのでかなり楽です。自転車から降りると、今度はスッとベルトを緩めてゆったりモード。自転車乗りの気持ちをわかってくれるバッグです。

締める時はベルトを引っ張るだけ。片手で簡単に出来ます。

緩める時はバックルの後ろに親指を入れるだけ。スルスルと緩んでくれます。

荷物の出し入れが簡単

メッセンジャーバッグのもう一つの象徴は荷物を出し入れしやすい大きな開口部とそれを覆うフラップ。基本的にファスナーなどはなく単純な構造になっています。もともと荷物を配達するメッセンジャーの為のバッグというだけあって荷物の出し入れはとても簡単。通勤途中にコンビニで買い物をしたりカメラで風景を撮影したり、ちょっとした荷物の出し入れが気軽にできます。リュックとは違うメッセンジャーバッグの良さです。

広い開口部で荷物の出し入れが簡単です。

閉める時はフラップを閉じるだけ。強めのマジックテープが付いているのでバックルはあまり使いません。

やっぱり見た目

自分がメッセンジャーバッグを使い始めたきっかけは単純に見た目が好きだからです。自転車通勤を始める前からメッセンジャーバッグのあのアシンメトリーな後ろ姿が好きでした。通勤用に買った街乗りタイプのクロモリロードバイクに似合うメッセンジャーバッグを買って、自転車通勤ライフを満喫しています。

おすすめのブランド

ネットショッピングでメッセンジャーバッグを検索すると、多くの商品がヒットします。容量や素材、機能やデザインなど多種多様できっと自分の自転車通勤ライフに合ったメッセンジャーバッグが見つかると思います。ただ、中には「これ本当にメッセンジャーバッグ？」と首をかしげたくなるような商品も少なくありません。メッセンジャーバッグに明確な定義はありませんが、やはり自転車への愛が感じられてこそのメッセンジャーバッグだと思います。自転車への愛があふれるブランドを2つ紹介します。

マンハッタンポーテージ

シンプルで洗練されたデザインと、高い耐久性、機能性で評判のアメリカンブランドです。

クローム

こちらも本場アメリカのブランド。豊富なラインナップと頑丈な作りが特徴です。

デメリット

メッセンジャーバッグ1番のデメリットはズバリ暑い！ということです。身体に密着させて背負うので背中に大量の汗をかきます。マンハッタンと違い、日本の夏は厳しいですね。夏はこちらの自転車専用バッグをおすすめします。

それではみなさん、良い自転車通勤ライフを！