ロードバイク走行日誌【アスファルトが濡れているだけ】
すっかり秋も深まって、さわやかな日差しにロードバイク熱も否応なし高まります。
メディアやSNSでは紅葉の報告が多く見られますが、ここ高知県もそろそろ紅葉のピークかな？
ということで今日は紅葉ライドです。
最近、平地ばっかり走っていたので久しぶりの山に気が引き締まります。
天気は良好ですが、明け方まで続いた雨で路面は一部ウェットです。
安全運転で出発します。
今日のコース
自宅を出て、まずは県道37号線へ。
春野運動競技場の西側から神田トンネルをぬけて、高知市を縦断する鏡川を目指します。
鏡川上流にある鏡ダムをこえてさらに上流へ。
初めの目的地は旧土佐山村にある宿泊施設「オーベルジュ土佐山」です。
オーベルジュでエネルギー補給したのち、いったん鏡ダムまで下り県道33号線へ。
県道33号から脇道に入ります。
次の目的地は鏡川の支流的渕川にある「平家の滝」です。
平家の滝で紅葉を楽しんだら、
最後は県道33号をいの町方面へ進み高知市行川へ抜ける通称県道33号クライム。
走行距離80キロ、獲得標高1500メートルのコースです。
地獄谷
地獄谷の名称で知られる県道37号線。
高知市と旧春野町を結ぶ標高100mほどの坂です。
正式名称は「治国谷」（読み方はじごくだにです）。
高知のローディーには地獄谷として親しまれて（？）います。
自宅から山へ向かうのに避けては通れない道で、その時の調子を推し量るのに絶好の坂です。
自宅のある春野町側から地獄谷（裏）アタックです。
結構踏みましたが、ベストタイムより1分遅れ。
今日の山ライド、先が思いやられます。
坂のピークにある神田トンネル。
トンネルを抜けると高知市西部の街並みが見えます。
夜景もきれいですよ。
鏡川
今日は高知市中心を流れる鏡川の上流を目指します。
河川敷には多くのランナーや、散歩人。
鴨が悠々と泳ぐ穏やかな川です。
鏡川にかかる高速道路の橋。
透明度の高い水の流れ。昨日の雨を感じさせません。
ここから先は登り区間。気合が入ります。
うわさの紅葉スポット
鏡ダムまで来ました。
目指すのはさらに上流にある「オーベルジュ土佐山」。
満天の星空と紅葉を見ながら入れる露天風呂が人気の旅館です。
木々の露が太陽の光を反射させて、非常にきれいです。
が、写真じゃいまいち伝わりませんね・・・
水分を含んだシダが瑞々しく輝いて、生命の美しさが感じられます。
が、写真じゃいまいち伝わりませんね・・・
壁一面のコケにやわらかな秋の木漏れ日がさして、非常に幻想的で魅力的です。
が、写真じゃいまいち（以下略）。
ウワサの紅葉スポット「オーベルジュ土佐山」に到着しました。
なんか思ってたのと違う・・・
オーベルジュの敷地内にある地元品の販売店「とんとんの店」
店先には干し柿。
田舎を感じさせる素敵なお店です。
高知の田舎寿司を買いました。
結論から言うと、今日みたどの紅葉よりも田舎寿司の方が美しかったです。
ゆず酢がしっかり効いてメチャクチャおいしかったです。
ちなみに具材は、四方竹、りゅうきゅう、こんにゃく、いなり、ミョウガ、パプリカ？
見た目だけでなく、食感や味の違いが楽しめて大満足でした。
やっぱり滝でしょう
正直「オーベルジュ土佐山」の紅葉は空振りでした。
それではと気を取り直して次は「平家の滝」を目指します。
オーベルジュよりも標高が高いので期待できます。
それに、紅葉といったらやっぱり滝でしょう。
奥に見えるのは鏡ダム。
ここまで降りてきました。
県道33号線へ。
途中分岐して平家の滝を目指します。
「上流感」が出てきました。
山の上の方は紅葉しているようです。
親切な案内板があるので迷うことはありません。
ただひたすらにペダルを回します。
到着「平家の滝」です。
なんか思ってたのと違う・・・
ということで下山します。
今シーズン初めてのウィンドブレーカー。
タンスの中で眠っていたのでしわくちゃでした。
更なる高みを目指して
正直「平家の滝」の紅葉は空振りでした。
それではと気を取り直して、県道33号をいの方面へ。
さらに標高の高い地点を目指します。
アスファルトが濡れているだけ。
そんな光景になぜか心惹かれて思わず写真をとりました。
ロードバイクに乗っていなければこんな感情になることもなかったと思います。
あそこからどんぐりが落ちてきました。
痛い。
ピークに来ました。
紅葉って何？と言わんばかりに深い緑に覆われた世界。
向こうに高知市の街並みがみえます。きれいでした。
最後に
帰ったら洗車します。
今日はきれいな紅葉にたどり着くことができませんでした。
しかし。
どうですか？この写真。
きれいでしょ？
枯れた松です・・・
現場からは以上です。