ロードバイク走行日誌【海岸通りのマリーゴールド】
ようやく南国高知にも秋がきました。
ロードバイクで走るには最高の季節です。
今日は高知の秋を満喫しつつ、土佐市周辺をゆるポタライドしてきました。
今日のコース
まずは自宅を出て海岸通りの県道14号線、通称「花街道」を目指します。
ちなみに自宅は高知県高知市、月の名所と台風中継でおなじみの桂浜のすぐ近くです。
花街道へ出でると西へ進みます。
花街道から見る太平洋は壮大で、見渡す限りの海。路肩も広くロードバイクで気持ちよく走れます。
清流仁淀川の河口にある「仁淀川河口大橋」をわたってさらに西へ。
横浪半島へと向かう宇佐大橋を横目に、浦ノ内湾の内側県道23号を走ります。
県道23号は花街道とは対照的に、ぐねぐねとカーブの多い道。
浦ノ内湾は高知では珍しく、海を非常に近くに見ることができます。
ときおり吹く潮の香りの風が妙に心地いい道です。
須崎市の中心方面へは向かわず、戸波浦トンネルを経由して国道56号線へ。
すぐに信号のない裏道「家俊岩戸真幸線」にはいります。
土佐市の田園やビニールハウスをぬって走ります。
高速道路の側道を抜けると仁淀川に出ます。堤防沿いの道を河口方面に進んで花街道へと戻ります。
走行距離はおよそ60キロ、アップダウンもほとんどない気持ちよく走れるルートです。
秋の風
この日の天気は曇り。
写真は仁淀川の河口から撮影したものです。
秋らしい分厚い雲の隙間からときおり青空ものぞいています。
気温は25℃。
ペダルを回していると少し汗ばんでくる暑さです。
それでもときおり吹く涼風が心地よく、高知の秋を感じます。
今日の服装は半袖ジャージに夏用長袖インナー、下は秋用のロングパンツです。
半袖ジャージに夏用長袖インナーは私のお気に入りスタイルで真夏と同じ装備です。
長袖インナーは汗がすぐ乾く上に直射日光を避けることができるので、真夏でも着用した方が心地よくライドできます。
海岸通りのマリーゴールド
海岸通りを走っているとチラホラとマリーゴールドが目に留まります。
実は今日のライドの前、ネガティブな感情が頭の中をぐるぐると回っていました。
ライドを開始してからもネガティブな感情は頭の中を支配しようとします。
ネガティブな感情に支配されないように、
腸腰筋を使ったペダリングを意識して、丁寧に丁寧にペダリングします。
(それでもペダリング上手になりません・・・)
「よけいなことは考えないように」という、よけいなことを考えながらなのでペダリングも安定しません。
それでも呼吸を整えながら海岸通りをペダリングします。
気が付くと「むーぎわーらのーぼーしのきーみがー」とあいみょんの「マリーゴールド」を歌っていました。
ネガティブな感情は頭の中で整理され、ただただ気持ちよく秋空の下でペダルを回す自分がいます。
ロードバイクに乗ると、びっくりするくらいにネガティブな感情はなくなってしまいます。
私だけじゃないと思います。
ロードバイクには不思議な力があります。
それにしても「マリーゴールド」の流れるようなメロディーはロードバイクによく合います。
マリーゴールドの写真を撮ろうとして「あれ?これコスモスじゃね?」となった件。
青い八朔
土佐市の田舎道で見つけた八朔(はっさく)。
太陽の当たる方が黄色に色づいています。
高知県は柑橘類の栽培が盛んです。
土佐文旦や小夏みかん、ゆずなどは全国的にも有名です。
八朔やデコポン、金柑などもいたるところで栽培されていて、収穫の時期になるとさわやかな香りが漂います。
ロードバイクに乗り始めて作物の旬を意識するようになりました。
八朔のいい香りを感じることができるのはもう少し先のようです。
高知のショウガ
高知の生姜畑。
日本の生姜の大半が高知で生産されているので、県外の方はあまり生姜畑など見たことがないのではないでしょうか?
写真は収穫間近ですね。
とくに生姜の香りがするわけでもなく、ただただツンツンした葉っぱがいっぱいあるだけです。
生姜畑のすぐ横の道に沿ってケイトウが色づいています。
花のある道はロードバイクで走っていても特に気持ちがいいもんです。
管理されている方に感謝。
仁淀川で休憩
仁淀川の右岸。いつものところで休憩です。
今日の補給食は瀬戸内銘菓。
季節限定の「ベビー母恵夢 秋栗」です。
仁淀川は今日も静かに流れていました。
こんな言い方するのか知りませんが、仁淀川は私の「ホームリバー」です。
雄大な仁淀川の流れが大好きで、いつまででも見ていたい気持ちになります。
今日も母恵夢をたべながら、仁淀川の流れを見ていました。
河口から上流にいたるまでロードバイクで走りやすいのも、仁淀川が好きな理由の一つです。
最後に
畑の片隅の柿。よく熟れてます。
秋の代名詞といえば柿ですね。
もう一つの代名詞、紅葉はもう少し先のようです。まもなく来る紅葉の時期が楽しみです。