高知のソウルフード 絶品【安兵衛】の屋台餃子
私の住む高知ではツクツクボウシが鳴きだしました。
夏の終わりというには少し早いかもしれませんが、子供たちの夏休みはもうすぐ終わりです。
宿題を追い込む合間に【安兵衛】へ餃子を食べに行きました。
安兵衛
昭和45年、高知市の小さな屋台として創業した安兵衛。
現在は高知市に3店舗と、おとなりの南国市に1店舗、さらには東京の恵比寿、目黒にも店を構える人気店に成長しました。
県外の方は信じられないかもしれませんが、高知ではお酒の〆として食べる餃子屋台として絶大な人気を誇ります。
きょう私が訪れたのは高知市中心街から少し離れたところにある【いまどき安兵衛】。
高知駅からは歩いて10分。
車で行く場合は近くにコインパーキングがたくさんありますのでご心配なく。
日曜日の午後7時。今日は酒の〆ではなく夕食として訪れました。
すでに店の外には順番待ちのお客さんの姿がありました。県外からの観光客や、外国人の方も多く訪れるようです。今日は家族連れもたくさんいました。
店内の様子
【いまどき安兵衛】は最近移転オープンした比較的新しい店舗です。屋台ではありません。
店の中にはビールケースや赤ちょうちんなど、どことなく屋台っぽい雰囲気です。
「コーク、好きっ。早見優」
平日は19時までに入店すると生ビールが半額になります(ひとり5杯まで)。
ちなみに左上に映る黄色い人形はデハラユキノリさんデザインの「べろべろの神様」です。高知では有名(?)です。
安兵衛の餃子
注文するのはもちろん焼き餃子。1人前7個入りで420円。
一般的な餃子よりも小さく、一口で食べるのにちょうどいい大きさです。
安兵衛の餃子の特徴はなんと言っても黄金色の皮です。「焼いた」というより「揚げた」に近い感じで、皮の厚さも一般的な餃子よりは薄いみたいです。口に入れるとパリッというよりもむしろサクッとした食感。ジューシーな具との相性も抜群です。具には高知県産のニラとショウガがふんだんに使われていて、しっかりとした味付けですが後味は意外とサッパリ。いくつでも食べたくなる味で箸が止まりません。
この日は5人で餃子10人前。
その他のメニュー
白ゴハンの上にかつお節とおじゃこがのった「じゃこ飯」。
個人的にはふつうの白ゴハンの方がよかったです・・・。
ちくきゅう。
最近知りましたが、県外のちくきゅうにはカットされたキュウリが入っているとか・・・
高知のちくきゅうはちくわがはち切れそうです。
ちまたでおいしいと話題なのが「切ピーマン」。(写真失念)
薄くスライスされたピーマンに塩昆布が和えられています。ほのかにごま油の風味がして非常においしいかったです。
ドリンクも
きょうは車で来たのでお酒はなし。
奥さんはおいしそうにビールを飲んでいます。周りのお客さんおほとんどがビールですね。
高知のお酒もいろいろそろってます。
特筆すべきはソフトドリンク「ごっくん馬路村」。高知で愛されるゆず飲料です。飲んだことのない人はぜひ一度。
関連サイト:高知のゆずポン酢【馬路村ぽん酢しょうゆ ゆずの村】贈答用にも
最後に
大人から子供まで、酒飲みから下戸まで。
万人に愛される屋台餃子【安兵衛】、高知に来た際はぜひ一度食べてみてはどうですか?
今日は【いまどき安兵衛】に行きましたが、【屋台安兵衛】はいまなお屋台で営業しているいわば本店。観光地として有名なひろめ市場内にも【ひろめで安兵衛】があります。
他県にはない新しい餃子を楽しめると思います。