絶好の写真撮影スポット【仁淀川の沈下橋】3つ紹介します
みなさん沈下橋をご存じですか?
川が増水した際、あえて水に沈むように設計された橋のことで地方によっては潜水橋や潜り橋などとよばれることもあるようです。
周りの自然となじむ素朴なつくりで、写真家さんには絶好の被写体として人気です。インスタ映えするスポットで観光地としても人気です。
私の住む高知県には沈下橋がたくさんあります。
沈下橋と聞くと四万十川を連想する方も多いかと思いますが、仁淀川にも美しい沈下橋があります。
今日は高知市内からアクセスのよい仁淀川の沈下橋を3つ紹介します。
名越屋沈下橋
名越屋(なごや)沈下橋は高知市内からもっとも近い沈下橋として有名です。高知自動車道いのインターチェンジから車で10分程度、高知市内からも30分で訪れることができます。
しかし侮ることなかれ。市内から近くても、仁淀川の自然をしっかり満喫できます。
まずは国道194号線沿いに仁淀川の上流を目指します。
見えてきました名越屋沈下橋です。上の写真は名越沈下橋の手前500メートルの地点から撮影。
今日は3日前の台風の影響もあってか川の水は多め、色は普段より緑がかっているようです。
名越屋沈下橋への入り口です。
看板があるので間違うことはないと思います。
車で来られた方は沈下橋を渡って県道側に駐車するといいと思います。
交通量も少なく道幅も広くなってます。Uターンするスペースも十分です。
さっそく写真撮影。ちなみに本日の撮影はすべてスマートフォンでの撮影です。
仁淀川左岸(上流から下流を向いた左側)から東を向いての撮影です。
写真は8月19日午前7時50分のものです。この日の日の出は5時30分。正面に山があるので実際に日が出るのは7時前になります。
右岸から西を向いての撮影です。名越屋沈下橋は夕日より朝陽の写真の方が好まれる傾向があるみたいですね。
水量が少ないときは河原へ降りるポイントがいくつかありますので、沈下橋を見上げるようなアングルの写真も撮れます。
右岸上流側300メートルからの撮影です。
写真の左下に小さなボートが移っているのがわかるでしょうか?
けっこうな頻度で小さなボートが川面を漂ってます。
運次第で、絶好のシャッターチャンスに巡り合えるかも!?
片岡沈下橋
名越屋沈下橋から国道194号線を5kmほど上流側へ。
左折して県道18号線を越知方面に向かいます。
見えてきました、片岡沈下橋。杉の木の合間から沈下橋を望むことができます。
もう少し先からの撮影。手前の土手が先日の台風の影響で少し乱れています。
片岡沈下橋に行くにはまずは右折します(橋は左側にあります)。
ぐるっと回って、県道の下をくぐると片岡沈下橋に到着。
左岸から北を向いて撮影。
橋の上から東を向いて撮影。時刻は午前8時30分。少し雲が多くなってきました。
東側(下流側)は水に動きがあって、朝日が反射するといい写真が撮れると思います。
橋の上から西を向いて撮影。
東側とは対照的に西側(上流側)の流れは穏やかです。夕日が非常に映えるポイントです。
しかし、よく見ると川を横切るように電線が2本通っているのがわかると思います。
いい写真を撮るにはこの電線をどう処理するかが問題になるかと思います。
右岸から南東を向いて撮影。
沈下橋の起点に鉄の棒が2本あります。
増水時に通行止めのチェーンを張るためのものですが、写真撮影をするには少し邪魔です。
右岸の下流側から河原に降りることができます(運動靴、軽装で)。
河原から夕陽を狙ったらいい写真が撮れそうです。
スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド
片岡沈下橋をすぎてさらに上流側へ行くと見えてきたのがスノーピークおち仁淀川キャンプフィールドです。
今日は夏休みの日曜日ということもあって、多くのキャンパーがいました。
ちょっと休憩。
熱中症にならないように水分補給します。(この日はロードバイクでの移動です・・・)
浅尾沈下橋
スノーピークおち仁淀川を過ぎてすぐ、橋の手前を右折します。
鎌井田方面へ。浅尾沈下橋の案内も出ています。
見えてきました浅尾沈下橋。手前300メートルから撮影。
案内の看板にもカメラのマーク(Scenic Spot)がついています。
左岸から南を向いて撮影。
右岸から北を向いて撮影。
写真を撮るということにおいて浅尾沈下橋のすぐれているところは、雰囲気のある田舎の集落があるということです。
夕日で集落が赤く染まると素敵な写真になると思います。
左岸から西を向いて撮影。
この角度で写真を撮れば、沈下橋以外に人工的なものは何も映りません。
ある程度広い河原があるので理想のアングルを探してみてください。
浅尾沈下橋は映画「県庁おもてなし課」の撮影スポットにもなっています。
おまけ
山の上から沈下橋を撮影するスポットをさがして、日の浦アジサイ街道へ(ロードバイクで)。
このアングルが限界でした。
遠くの方に浅尾沈下橋の右側が写っています。ちなみに左上に電線も2本写っています。
自転車で山に登って汗が噴き出ます。
木陰で休憩。あー気持ちいい。