成長痛は遺伝するのか?

みなさんこんにちは、「マサキナ」です。

昨日は息子の運動会でした。

がんばったご褒美に家族で祝賀会をしましたが、主役の息子は膝の痛みで・・・

定期的におこる膝の痛み

現在息子は小学5年生、もうすぐ11歳になります。

小学校に入学したころから、1カ月に一度くらいの頻度で膝の痛みを訴えるようになりました。

以前に病院を受診したことがあります。

触診と問診のみで、一般的に言う「成長痛」だと説明されました。

原因は不明で、対処法なども特に確立されたものはないとの説明でした。

成長痛の原因は?

骨の発達が未熟な子供が、昼間の運動や活動で下肢に疲労をためた時に夕方から夜にかけて痛みを訴えることが多いようです。

うちの息子も運動会の当日に膝の痛みを訴えました。

昨年の運動会の日も膝が痛かったと息子は言っていました(わたしはすっかり忘れていました)。

しかし、特に運動をしなかった日も同様の痛みを訴えることがあります。

心のストレスが原因だという説もありますが、はっきりとは解っていないようです。

それ、ホントに成長痛?

成長痛が最も多い年齢は4~6歳くらいで、13歳になると成長痛の症状はほとんど見られなくなるようです。

しかし、成長痛は時期が来れば直る病気だから・・・と安心してはいけません。

成長痛は正式な病名ではありません。広い意味で子供が訴える下肢の痛みを成長痛という場合があります。

それゆえ、成長痛と他の病気やケガが混同されることがあるので注意が必要です。

オスグッド病

オスグッド病は成長期における膝の痛みという点で、とくに成長痛と混同されやすい病気です。

専門の医師でもその見極めが難しく、実際にオスグッド病であるのに成長痛だと片付けられる場合があります。

放っておくと痛みが慢性化し、20代30代になっても直らないことがあるようです。

オスグッド病は成長期(11~13歳)にスポーツをしている子供によく見られます。

成長痛との1番の違いは「オスグッド病は骨に変形が認められる」という点です。

オスグッド病だけでなく下肢に痛みのある病気として、細菌やウィルスによる感染症、若年性リウマチ、白血病などがあります。

単なる成長痛でも一度は専門医による診察が必要です。

成長痛が起こった時の対処法

抱っこしてあげたり、痛いところをさすってあげたりすると痛みが緩和することがあるようです。

また、痛みのある場所を冷やす、ストレッチをするなどの方法もよいとされています。

しかし、もともと原因の分かっていない病気です。痛みを緩和する方法も科学的な根拠があるわけではなく、その効果も個人によって異なるようです。

成長痛は遺伝する?

実は私も子供のころ成長痛に悩まされました。

眠れないほどに苦しめられたあの膝の痛みを今でも覚えています。

息子と私は体質も性格もよく似ているように思います。

ひょっとすると息子の膝の痛みは私から受け継いだものかもしれません。

まとめ

原因は不明、効果的な対処法も個人によって違います。

やはり成長痛とは根気良く付き合っていくしかないようです。

しかし、痛みに耐える子供の苦痛、不安は非常に大きいと思います。

親はしっかりと愛情をもって子供の成長痛と向き合うべきだと思います。

 

子供のころ、膝の痛みで眠れなくなった私はいつも父親の布団にもぐりこみました。

父親はだまって私が眠るまで膝をさすってくれました。

 

大人になった今、痛がる息子の膝を私はさすり続けます。

成長痛が遺伝するのかどうか私は知りません。

しかし、父親が私に注いでくれた愛情を息子に伝えるのが私の役目だと思います。

 

 

 

 



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