【地震の前兆】深海からリュウグウノツカイ登場‼
みなさんこんにちは、「マサキナ」です。
日本には古くからの言い伝えが多く残っています。
「リュウグウノツカイなどの深海魚が姿を現すのは地震の前兆」、誰しも一度は耳にしたことがあると思います。
「深海魚は地震の前兆」は迷信
2019年6月、深海魚が姿を見せるのは地震の前兆という言い伝えの真偽を、東海大と静岡県立大の研究チームがまとめて論文で発表したようです。
昭和3年から平成23年までに「リュウグウノツカイ」をはじめとする深海魚8種が出現した事例を調査。
合計336件について、深海魚出現から1カ月以内に半径100km以内でマグニチュード6以上の地震が起こったかどうかを調べました。
その結果、2009年の新潟県中越沖地震の1件のみが条件に合致。その他の事例については深海魚と地震の因果関係は確認できなかったようです。
結論「深海魚は地震の前兆」は迷信。
参照:産経新聞
その他の言い伝えについても研究してみました
食べてすぐ横になるとウシになる
「ごはん食べてすぐ横になったらウシになるで!」
子供のころよく親からそう言われました。
わたしは子供心に「そんなはずないやろ!」と思っていました。実際そのように主張しましたが、私の親はその意見を受け入れてはくれませんでした。
あれから数十年、様々な研究を重ねた結果、以下のような結論にたどりつきました。
結論「食べてすく横になってもウシにならない」(マサキナ研究所調べ)
雷が鳴ったらヘソをかくせ
これも子供のころイヤというほど聞かされました。
雷が鳴るたびに「カミナリさんにヘソとられるで。隠しときや」と言われたもんです。
幼いころはこの言葉に多少なりとも恐怖を感じていたと思うのですが、今はもう覚えていません。
大人になった今、小学生の息子に同じことを言っても、息子は全く意に介していないようです。
ヘソをとる、とらないの前にカミナリ様すら見たことのない私はこの言い伝えにを以下のように結論付けました。
結論「カミナリ様はヘソをとらない」(マサキナ研究所調べ)
そういえば子供のころ、ウクレレを持った緑のカミナリ様ならよくテレビで見かけました。
言い伝えの意味
食べてすぐに横になってはいけないのは、ウシになるからではなくて行儀が悪いからです。
また、苦しくて動けないほどご飯を食べ過ぎてはいけない「腹八分目」が健康に良いことは科学的にも証明されています。
カミナリがなるとヘソを隠すのは、カミナリと共に夕立ちがくると気温が下がるので、お腹を出したままだと体が冷えるという警告だという説があります。
カミナリは高いところに落ちます。ヘソを隠そうとすると少し前かがみになります。その姿勢が落雷を避ける効果があるともいわれています。
そして、リュウグウノツカイが姿を現すと地震が来るというのは、「地震が来るのを忘れてはいないか? たまには地震について話し合う機会を持つべきだ」という教えだと思います。
「天災は忘れたころにやって来る」というのは高知出身の物理学者である寺田寅彦の言葉です。
人々が地震の恐怖を忘れたころを見計らって、深い深い海の底から「地震を忘れてはいないか?」というメッセージをもってリュウグウノツカイはやってきます。
そんなリュウグウノツカイのメッセージを迷信という一言で片づけるのはどうかと思います。
みなさん、リュウグウノツカイを見かけたら、家族で地震について話しあい、防災の準備を確認してみてはどうですか?