ロードバイクで山間の集落を巡るライド【高知県越知町・仁淀川町編】
長い長い梅雨が明け、高知県もようやく夏本番!
今日は少し長めに走って、梅雨のあいだのストレスを吹っ飛ばしたいと思います。
今日のコース
今日は車に自転車を積んで出発。
仁淀川中流の町【越知町】を拠点に、越知町・仁淀川町の山あいの集落を巡ります。
日ノ瀬清流公園
今日のデポ地は高知県越知町の日ノ瀬清流公園。
仕事に疲れたローカル営業マンの昼寝スポットとして有名です。
利用する人はほとんどいませんが、綺麗なトイレがあるのでお気に入り。
多目的トイレもあるので着替えも心配なしです。
で、日ノ瀬清流公園に到着しましたが予想外の雨。
自宅を出る時は晴れてたのに・・・聞いてないよ(涙)・・・
30分ほど待つと、雨脚は弱まり少し空が明るんできたので思い切って出発です!
雨の野老山(ところやま)
まずは国道494号を仁淀川に沿って北上。目指すは越知町野老山。
高知県人のソウルラーメン「自由軒本店」のさらに北。
野老山小学校の案内板を左折して本日初めのヒルクライム。
と思いきや、雨が強くなってきたので大樹の下で雨宿りです。
結局ここでも30分の足止め。せっかく梅雨が明けたというのに、何だかテンションの上がらないスタートになりました。
再び雨脚が弱まったところで再出発。向こうに見えるのが目指す野老山集落。半分雨雲の中です・・・
標高が上がるにつれて、視界が悪くなります。
野老山ヒルクライム制覇!!
う~ん、絶景。
名もなき林道
野老山集落の最上部からつながる名もなき林道。
越知町から仁淀川町まで続いています。
目指すは仁淀川町長者。
林道に入ったころから、徐々に天気は回復。
ただ路面がウェットなのでとても気を使います。枯葉や苔などいたるところにトラップが・・・
さらにはこんな崖崩れまで。
ここは仁淀川町の加枝集落。
茶畑がとてもキレイでした。
さらに進むと、向こうの山にキレイな棚田が見えました。
次はあっちのルートを走ってみよう。
木々の隙間から仁淀川が見えました。目的の仁淀川町長者はもうすぐ。
橋を渡って・・・
ん?
長者じゃない!
仁淀川町の中心地、大崎地区でした。
google mapで適当に調べたルートを走っているので、こんな勘違いもしばしばです。
もう一度林道まで戻って長者を目指します。
大渡ダムまで
ここは仁淀川町相能。
川沿いのとても雰囲気のいい集落です。
しばらく走ると茶畑が見えてきました。
仁淀川町久喜。
この時期は茶畑がキレイでしたが、春に咲く花桃が有名です。
この辺りから、再び登り区間。
10%近い坂が続きます。
国道439号まで後11.4キロの看板。
前方に果て無く続く上り坂と、様々な要因を頭の中で計算して、マジで心折れる5秒前。
心を無にして坂を登り、ようやく松尾地区まで登ってきました。
こんな山奥に昔は草競馬場があって、一万人を超える人が集まったなんて想像もできません。
松尾から眺める絶景。
眼下に広がるのは仁淀川町森地区です。
ここから先はほぼ下り。
雨は完全に上がりましたが、まだ路面はウェット。
途中、15%の下りは本当に怖かったです。
向こうに見える集落、今度こそ間違いなく仁淀川町長者です。
長者からは国道439号を少し戻って大渡ダムを目指します。
さっき山の上から見下ろした森地区。
子供達が川で遊ぶのどかな町です。
大渡ダムまで来ました。
先ほどまでの雨の影響か水は少し濁っていましたが、なかなかの絶景でした。
沢渡で空を仰ぐ
最近、お茶で話題の沢渡まで来ました。
あわよくば、JALファーストクラスの機内食になったことで話題になった沢渡の茶大福でも食べてやろうかと目論んでいましたが、お店的なものは発見できませんでした。
google mapで調べたのですが、とんでもないところに連れていかれそうになり泣く泣く諦めました。
仕方ないのでちょっと遠回りをして帰ることにします。
分岐を右へ。地図で調べると、少し迂回するルートです。
ちょっと迂回するだけのつもりでしたが、予想以上に登ります。
大渡ダムがはるか下に見えました。
まだ登るの?ってくらいに登ります。
10%越えの坂が続きます。
とうとう足が回らなくなりました。
空のボトルを見つめ、空を仰ぎます。
しばらく放心状態でしたが、諦めて戻ることにしました。
帰りは下り基調の国道を一気に越知町まで。
最後に
最後にちょっと寄り道。
仁淀川にかかる浅尾沈下橋です。
デポ地である日ノ瀬清流公園のすぐ近く。
竜とそばかすの姫の舞台になったということで聖地化してました。
越知町の宮の前公園からシャトルバスも出ていましたよ。