池川ひょうたん桜【高知県仁淀川町】を見に行くライド
春まっ盛りの高知県。
天気も良く、絶好の自転車日和。
高知市内の桜は既に散ってしまいましたが、今日は仁淀川町のひょうたん桜を見に行くライドです。
ひょうたん桜のある仁淀川町は高知市に比べ標高が高く、ひょっとしたらまだ桜が見ることが出来るかもと淡い期待を抱いて出発です。
今日のコース
まずは自宅を出て県道36号で西へ。仁淀川を目指します。
その後、国道194号で仁淀川沿いに上流へ。
高岩トンネルの分岐で国道439号に入り仁淀川町にあるひょうたん桜まで。
帰りは来た道を引き返すルート。距離約120キロ、獲得標高2000メートルです。
仁淀川
自宅を出たら、春の風を感じながらゆっくりとペダルを回して仁淀川まで。
堤防には名もなき黄色い花が咲き乱れていました。
文字通り、雲ひとつない快晴です。
穏やかな川面。
風もほとんどありません。
仁淀川沿いの桜並木。
花はすっかり散っていましたが、緑の葉が青空に映えて鮮やかでした。
仁淀川沿いを走る国道194号、通称「そらやま街道」は信号も少なくとても気持ちのいい道です。
今日は運悪く道路工事の対面信号に引っかかってしまいました。
信号を待ちながら見る仁淀川があまりにキレイだったので、思わず写真撮影。
たまには信号待ちも悪くないですね。
酷道ヨサク
上の写真は高岩トンネルの手前から振り返って撮影したもの。
右側の河原は広瀬キャンプ場(無料)です。
高岩トンネルを超えて国道439号に入ります。
国道439号は時に「酷道ヨサク」と呼ばれるほど悪路で有名ですが、今日通るいの町から仁淀川町にかけては自然豊かで走りやすい道です。
道路はきれいに整備されていて、交通量もとても少ないです。
大峠トンネルまでは基本登り坂。
トンネル手前4キロは6%程度の登り。ゆっくりクルクルとペダルを回します。
宮崎の河原キャンプ場
大峠トンネルを超えてしばらく下ったところにある宮崎の河原キャンプ場。
仁淀ブルーの名にふさわしいとても水の綺麗なキャンプ場です。
ちょっと休憩します。
仁淀ブルーと自転車の映える写真を撮ろうと試行錯誤中。
結局、よく分からない。 pic.twitter.com/ZCDkaPEQZu— マサキナ (@exBdpbZIvbqkP1t) April 10, 2021
この写真は以前撮影したのもですが、ホントにキレイなキャンプ場なんです。
四国の絶景ロードとして有名なUFOラインや、四国カルストにもアクセスできるので、旅する自転車人には是非知っておいてもらいたいキャンプ場です。もちろん無料です。
ひょうたん桜
休憩を終えさらに先へ。
仁淀川町役場のすぐ横がひょうたん桜への入り口。
3.3キロ、平均斜度9%の激坂です。
登り始めてわずか数百メートル。
足がつりそうになって思わず自転車を降りました。
取り敢えず水分とミネラル(塩飴)を補給して再出発。
道中、つつじと何やらピンクの花(桜?)がきれいに咲いていました。
ひょうたん桜に対しても期待が高まります。
到着です。
高知では有名なひょうたん桜。樹齢500年の存在感は圧倒的。
やっぱりと言うべきか、花は完全に散っていました。
初めて来ましたが、ひょうたん桜だけじゃない。
桜の巨木が立ち並んで、壮観でした。
ロードバイクと比較してもらえれば、その大きさがわかると思います。
目の当たりにした桜はすごい迫力でした。
シーズン中は売店がオープンしますが、昨年と今年はコロナで自粛しているようです。
ひょうたん桜のある集落はその名も「桜」。
「桜」にはいたるところに桜がありました。
しだれ桜はまだ花をつけていました。
下りは別ルートから。
絶景でした。
今日のライドでもやっぱりいいカメラが欲しくなりました。
仁淀川町はお茶の栽培が盛んです。
最後に
帰りは下り基調。
ただ、下りの恩恵を全く感じさせない猛烈な向かい風でした。
折れそうな心を何とかごまかしながら走ります。
私の苦しみなどどこ吹く風、帰路の仁淀川もいつも通り雄大な流れをたたえていました。
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