四万十川上流で紅葉を楽しむライド
11月中旬。
ここ高知県もようやく紅葉のピークを迎えつつあります。
今日は紅葉を探して四万十川上流域を走ります。
今日のコース
今日の出発地点は高知県中西部にある中土佐町久礼。
中土佐町久礼から県道320号で須崎市へ。
しばし新庄川沿いを走り、県道317号を登って津野町へ。
さらに登って四万十川上流のまち、中土佐町大野見へ。
最後は四万十町から七子峠を下って中土佐町久礼へ戻ります。
距離約65キロ、獲得標高1200メートルのルートです。
双名島から絶景ロード
今日の出発地点は中土佐町久礼。
雲ひとつないイイ天気。11月とは思えない陽気です。
ここは久礼にある無料キャンプ場の小鎌田キャンプ場。
ソロキャンパーばかりが5人ほどいました。
ずっと向こうに見える2つの島が、中土佐町の観光地「双名島」です。
歩道で陸続きになっているので歩いて観光できます。
双名島をこえて、須崎方面へさらに進みます。
中土佐町久礼から須崎までは、海岸沿いを走る県道320号を行きます。
県道320号(須崎久礼線)は高知県が誇る絶景ロード。
景色が最高すぎて、全然前に進みません。
まるでエーゲ海です。行ったことないけど。
高知の県道320号、須崎久礼線は高知に来たら絶対に走って欲しい絶景ロード。
特に洞門から見る青い海は最高です。ただ崖崩れで通行が規制されることが多いので要注意です。 pic.twitter.com/kIae7DfHWx
— マサキナ (@exBdpbZIvbqkP1t) November 16, 2020
カワウソ探索
絶景ロードを抜けてようやく須崎市へ。
ビックリするくらい時間を浪費してしまいました・・・
今やすっかり須崎のランドマークとなったしんじょう君のローソン。
ちなみにしんじょう君のローソンは新庄川の河口横にあります。
ご存じない方もいると思いますが、須崎市を流れる新庄川は日本カワウソが最後に確認された川として有名です。
そして高知県人の多くは新庄川にはまだ日本カワウソが生息していると信じているのです。
新庄川を走ると、ついついカワウソを探してしまう高知県人は私です。
新庄川の川沿いは交通量が少なく道幅も広いのでロードバイクで走るにはもってこい。
今日は好天ということもあり、とても気持ちよく走れました。
新庄川も気持ちがいいですが、今日の目的地は四万十川。
新庄川とは早々に別れを告げて、県道317号を床鍋地区方面へ向かいます。
床鍋クライム
県道317号へ入ると、すぐに登り区間の始まりです。
順調にペダルを回して先に進みます。
先日3本ローラーでペダリングのチェックをしたおかげでしょうか、体重を上手くペダルに乗せ、体幹を使って楽に登りを駆け上がります。
須崎市から津野町に入りました。
赤や黄色に色づいた木々もチラホラ。
急に視界が開けました。
床鍋地区です。山間の小さな集落ですが、どこからか子供の声が聞こえてきて活気がありました。
床鍋の中心にある大きな建物。
旧床鍋小学校を改装した宿泊施設「森の巣箱」。
ちょっとした温泉もあるみたいです。
中土佐町大野見へ
床鍋を過ぎてさらに進みます。
もう少し進むと中土佐町の大野見へ入る予定です。
中土佐町大野見は四万十川の流れる典型的な山のまち。
キレイな紅葉を期待して先を急ぎます。
って、急に激坂区間に突入。
聞いてないし。
3本ローラーの成果がどうこう言っていた自分が恥ずかしいくらいにペダルが回りません。
ひたすらインナーローで10%ほどの坂を登っていきます。
頂上付近でちょっと景色が開けました。
山しか見えません。
死ぬ思いで再び中土佐町へ突入。
川のせせらぎを聞きながら木漏れ日の中を走ります。
となりに流れる名もなき川は清流四万十川の支流です。
木漏れ日が道路にシマシマの影を落として妙に面白かったです。
思わず写真撮影。
山もちょっと賑やかになってきました。
大野見周遊
分かれ道に来ました。
予定では津野町萩中方面、四万十川のさらに上流を目指す予定だったのですがちょっと予定の時間より押してしまいました。
今日は夜に予定が入っているので時間までに帰宅しなければなりません。
四万十川のさらに上流はあきらめて、大野見を周遊して紅葉を探すことにしました。
エーゲ海がどうこうとバカのことを言っていた付けが回ってきたと言うことです。
ま、大野見周遊も悪くない。
大野見のこの開放感! 最高です。
四万十川はやっぱり清流でした。
四万十川の紅葉 pic.twitter.com/9WPPoTWiS3
— マサキナ (@exBdpbZIvbqkP1t) November 14, 2020
最後に
最後にちょっとだけ四万十町へ。
このトンネルをこえればあとは下りを残すのみ。
下山ジャケットを羽織って、中土佐町の久礼を目指します。