ロードバイク走行日誌【反旗を翻す】

今日は久しぶりのライドです。

雲ひとつない快晴で、12月にしては非常に暖かい日曜日。

絶好の自転車日和なんですが、妙に気分が乗りません。

そんな時は無理をしないのがいちばん。

ゆっくり起きて、いつものコースをゆるポタです。

今日のコース

高知市の自宅から、まずは太平洋へ。

海岸通りを西に進み、仁淀川の河口まで。

仁淀川の堤防を北上します。

仁淀川の河川敷にある加茂親水公園で折り返し。

帰りは春野町の田舎道を通って自宅に戻る36キロの平坦コースです。

戦いの終わり

海への道。

空気は少し冷たいですが、太陽の光がやわらかくて気持ちがいいです。

風もほとんどありません。

川辺のセイタカアワダチソウは8割枯れています。

最後に残る花も黄から茶へ変色途中。

雑草界におけるセイタカアワダチソウのライバル、ススキもほぼ枯れています。

月見のころには凛として風情いっぱいの穂も、すっかりモジャモジャで今にも落ちそうです。

セイタカアワダチソウとススキの陣取り合戦、今年は引き分けといったところでしょうか。

両者ほぼ枯れて、戦いも終わりを迎えようとしています。

平和です

太平洋に出ました。

ゆっくりでしか回していませんが、少し汗ばんできました。

思わずジャージのチャックを下ろします。

全く風がありません。

波もありません。

平和です。

 

写真を撮るために手袋を外すのが意外と面倒。

これほど暖かいのなら指切手袋にすればよかった。

なぜかため息

仁淀川。

静かすぎる川面。

水が流れているのかどうかも分かりません。

まるで時間が止まってしまったようです。

 

一艘のボートが川に模様を作っていきました。

ボートの作る波紋、単純なようで複雑。

つい見とれてしまいました。

川面が静かなのでボートの作る波のひとつひとつがはっきりと見て取れます。

思わずため息。

京間の大銀杏

仁淀川の堤防をさらに北上。

呼吸が乱れない程度にゆっくり丁寧にペダルを回します。

 

土佐市高岡にある京間の大銀杏。

仁淀川の堤防の上に立っています。

地元の方にも愛されている土佐市の天然記念物です。

天気の良い日には銀杏の下で将棋をするおじさんや、子供連れの家族などが集まります。

なにか非常に魅力を感じる木です。

 

いちばんきれいな時期を逃してしまいました。

紅葉のピークはすでに過ぎ、かなりの葉が散ってしまっています。

枯れた銀杏の葉が辺りを茶色に染めています。

 

毎年、この銀杏の葉が黄色く染まるのを楽しみにしていましたが今年はちょっと残念。

機を逸しました。

加茂川親水公園

京間の大銀杏からさらに北へ。

仁淀川の河川敷にある加茂川親水公園。

春には桜、初夏にはアジサイが楽しめます。

人工的に作られて水路が1キロほど続いています。

水路沿いにアジサイが1500本ほど植えられており、6月にはアジサイ祭りが開催されます。

ま、冬ですからこんなもんです。

 

 

公園でちょっと休憩。

誰もいません。

静かです。あまりにも静かすぎます。

何だか寂しくなったので、早々に休憩を切り上げました。

最後に

それにしても今日のライドの茶色率の高いこと。

河原の土手も、田畑も、山も、銀杏も、公園も。

インスタ映えなどと言われて久しいですが、まぁ今日の写真の映えないこと。

世界は茶色によって制圧されてしまいました。

 

 

茶色の世界に一矢報いる、ショッキングピンクの反旗が翻っています。

光ケーブルここにあり!!


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