ロードバイクで奥四万十を巡るライド【前編】四万十川中流編
高知県梼原町、津野町、須崎市、中土佐町、四万十町。
四万十川の上流から中流にあたるこれら5市町をまとめて「奥四万十エリア」と言います。
圧倒的な自然と歴史、伝統あふれる奥四万十エリアを、今日はロードバイクで巡ります。
今日のコース
まずは四万十町窪川から国道381号で四万十川を下ります。
四万十町大正からは国道439号。梼原川沿いを上流へ。
梼原町を抜け、四万十川源流のある津野町へ。
最後は県道19号で中土佐町を抜けて四万十町窪川に戻ります。
全長約120キロ、獲得標高2000メートルのコースです。
四万十町窪川
今日の出発地点はここ。
四万十中流の町、四万十町窪川にある緑林公園です。
時間は午前10時。
所要のため少し遅い出発となりましたが、10月に入った高知県はようやく夏の日差しが落ち着いて絶好の自転車日和。
準備を終えて、さぁ出発。下り基調の国道381号で四万十川を下ります。
出発していきなりこの風景。
山と田園のこの雰囲気、まさに窪川といった感じです。
四万十川も見えてきました。
川から吹く風がとても気持ちよかったです。
桜並木。もちろん花は咲いていません。
春に走っても気持ちよさそうですね。
道路はきれいに整備されていて、交通量も非常に少ない。
まさに自転車で走るための道。
四万十川に沿って山の中へと向かうこの道、四国一周サイクリングの推奨ルートになっています。
四国一周と言えば四国の海沿いをぐるっと回ることかと思いますが、その概念を無視してまで推奨されるこの国道381号。
それだけ自転車で走る価値のある道です。
旧大正町
このトンネルを超えると四万十町大正(旧大正町)に突入です。
稲刈り間近の田園と、雲ひとつない空が非常にキレイ。
所々で行われている稲刈りの香りに郷愁を覚えます。
四万十川はやっぱり壮大でした。
鮎釣りを楽しむおじさんもチラホラ。
奥四万十の自然をこれでもかというくらいに満喫します。
道の駅「四万十大正」に到着しました。
当初はここで休憩する予定でしたが、人が多かったのでスルー。
道の駅を少し越えた道端で休憩しました。
ここにも桜がありました。
春が来るのが楽しみです。
ちょっと寄り道、土佐大正駅です。
ノスタルジックな駅舎。
分岐に来ました。
左に曲がれが国道381号四万十川、直進すれば国道439号梼原川。
今日はこの交差点を直進します。
下り基調の快適サイクリングはここまで、これより先、梼原川の上流目指して登っていきます。
梼原川もなかななの清流。
緩やかな川の流れと、そこに住む人々の営みが感じられる大好きな風景です。
しばし国道439号を快適サイクリング。
が、しかし。
国道439号は別名「酷道ヨサク」。
急激に道幅が狭まり、酷道感が増してきました。
国道というより、どちらかと言えば林道に近い。でも、嫌いじゃない。
集落見っけ。ってこの道、路地じゃありませんよ、国道です。
たばこ屋さんには、たばこしか売ってませんでした。
国道439号のほとんどがこんな感じの林道(?)。
林の隙間からときおり見える梼原川の青がとても爽やか。
こんな道があと40キロほど続く予定です。
【後編】へ続く ロードバイクで奥四万十を巡るライド【後編】梼原川から四万十川源流編
“ロードバイクで奥四万十を巡るライド【前編】四万十川中流編” に対して1件のコメントがあります。