今日は四万十市のお好み焼き屋さん【やまちゃん】へ。

地元四万十市のおいしいものが味わえるということで人気急上昇中。

県外客も多数訪れるという、その人気の秘密を探ります。

お好み焼　やまちゃん

土佐くろしお鉄道中村駅から５００メートル。

メインストリートから少し離れた裏道に、そのお店はありました。

え？これが人気店？

と目を疑いたくなる店構え。

ちなみに、駐車場はお店の前です。

お店の前にはやきそばの旗がたっていました。

まぁ、お好み焼き屋さんで焼きそばを売るというのはごく普通。

ん？

旗がもうひとつ。

まさかのうなぎの蒲焼。

そうなんです。やまちゃんは四万十川のうなぎが入ったお好み焼き屋として有名、人気急上昇中です。

人気メニュー

さぁ、暖簾をくぐって店内へはいります。

訳の分からないものが散乱している入口付近。

そのカオスぶりもご愛敬。

メニューよりも目を引く四万十川うなぎの看板。

こりゃ、うなぎ入りのお好み焼きを注文するしかないでしょ。

ちなみに、お店のおばちゃんに「おすすめは何？」と聞いてはいけません。

「人の好みはそれぞれで・・・」という話を３回聞かされます。

だまって「おこのみデラックス９５０円」を注文すべし。

うなぎ

注文したのはもちろん「おこのみデラックス」。

待つことしばし。

まずは、お好みの具だけが運ばれてきました。

入っているのは豚、イカ、カニ、そして・・大量のうなぎ！

四万十川といえばやっぱりうなぎ。食べない手はありません。

それにしてもスゴイボリュームです。

お店のおばちゃんの指示通り、さっそく鉄板に油をひいて伸ばします。

鉄板が温まったら、まずは具材をイン！

キャベツが全体的にしんなりするまで炒めます。

四万十川の青さのり

具材に遅れること約５分。

生地が運ばれてきました。

小麦粉少なめ、というかほとんど山芋といった感じの贅沢な生地。

よく見ると生地に何か混ざっています。

青さのりです。

四万十川の青さのりは風味の良さが特徴。四万十市の名物の一つです。

で、先ほどの続き。

軽く火の通った具を、青さのり入りの生地にリバース！

具材と生地を混ぜて再び鉄板へ。

追い青さのり

イイ感じに生地を広げて待ちます。

そろそろひっくり返そうかな・・というタイミングでおばちゃん登場です。

まだ焼けてない生地の上に豪快に四万十の青さのりを振りかけてくれます。

追い青さのりです。

おばちゃん、神の手で軽々と生地をひっくり返しました。

流石はプロ。

写真で伝わるかどうかわかりませんが、なかなかの大きさです。

上手くひっくり返せるか自信が無かったのでおばちゃんに助けてもらってよかったです。

この時点で既に青さの芳ばしい香りが広がって・・・、こんなの絶対美味しいに決まってます。

後は焼き上がりを待つばかり。

２種類のソース

そろそろ焼き上がりのタイミングでおばちゃん再登場。

豪快にソースをぶっかけます。

普通のお好みソースじゃないサラサラタイプのソースです。

サラサラタイプの上から次はトロトロタイプのソースをかけます。

おばちゃん曰く、サラサラタイプはちょっと辛口。

トロトロタイプはちょっと甘口。

２種類のソースを合わせることで、ぐっとおいしくなるそうっす。

ちなみにトロトロソースには自家製ハチミツが入っているそうっす。

かつお節をかけた上から、これでもかとばかりに追い追い青さのり。

さらに青さの風味アップ。

最後にマヨネーズをかけて頂きました。

けっこうしっかりした食感で旨味がぎっしり詰まったお好み焼き。とても美味しくいただきました。