みなさんこんにちは、「マサキナ」です。

先日息子が「今週中に地震がおこるらしいで」と不安そうに言ってきました。

聞いてみると、全国各地で地震雲が観測されたのをうけて、学校でそのようなうわさが広まったようです。

地震雲とは？

地震の前後に不思議な形の雲が観測されることがありますが、それが地震雲です。

 

SNSの普及で全国各地から地震雲の報告があります。

しかし、そのほとんどが「巻雲」とよばれる雲で地震雲とは別の発生メカニズムがあります。

他にも「高層雲」「層積雲」「飛行機雲」などが地震雲として報告されているようです。

 

一応、地震雲にも定義があります。

断層状、筋状、帯状、肋骨状、放射状・・・・・など、幅広すぎて何が地震雲なのかよく分かりません。

 

結局のところ、一般的にあまり見かけない変わった形の雲が地震雲と呼ばれています。

 

また、地震雲は大地震の前後だけでなく、小規模な地震の前後にも現れるようです。

 

ちなみに日本では年間２０００回以上の体感地震が起こっています（２０１８年）。

地震が起こった時、空に変わった形の雲があっても何ら不思議ではありません。

本当のところ

地震雲のメカニズムは科学的に解明されていません。

だからと言って、地震雲の存在を否定できるわけではありませんが必要以上に身構える必要はないと思います。

地震雲が私たちを地震から守る？

今回の地震雲騒動で子供と地震について話す機会をもつことができました。

地震が起こったらどうすべきか？

津波は？　火事は？

地震に備えて日ごろから準備しておくことは？

 

「天災は忘れたころにやって来る」とはよく言ったものです。

今回は地震雲がそれを思い出させてくれました。

 

空に変わった形の雲をみかけたら、それはきっと地震雲です。

そういうことにしておいて、あなたも大切な人と地震の話をしてみてはどうですか？