新庄川【高知県須崎市】でカワウソを探すライド

長かった梅雨もようやく明けて高知県は一気に夏本番!!

今日は高知県須崎市を流れる新庄川でカワウソを探すライドです。

今日のコース

まずは高知市の自宅から浦ノ内湾を経由して須崎市の新庄川河口へ。

国道197号で新庄川を北上。

その後、県道377号で新庄川の源流を目指します。

距離約130キロ、獲得標高1800メートルのライドです。

夏の朝

今日はいつもより早起きして出発です。

と言っても、すでに午前6時50分。

涼しい時間帯に少しでも距離を稼いでおきたいところです。

妙に神々しい空。

何か楽しいことが始まりそうな予感です。

浦ノ内湾を快調に通過していきます。

さわやかな夏の朝。

子供のころ、ラジオ体操に向かったあの空気感。

 

鳥坂トンネルを抜けると須崎市の中心部までもうすぐ。

あのでっかい工場を見ると「須崎に来たなぁ」って感じがします。

稲は収穫間際の黄金色。

今年は長梅雨で収穫が遅れているようです。

新庄川

新庄川は日本で最後にカワウソが確認された場所として(特に高知では)有名です。

自然あふれる美しい川で、高知県人は未だにカワウソの生息を信じてやみません。

そんな高知県人を代表して、今日は私が新庄川でカワウソを探します。

須崎市内。

思惑に反していい写真が撮れました。

夏の飛行機雲がさわやか。

 

新庄川の河口に到着。

さっそく見つけました。

カワウソのしんじょう君。

これはJR土佐新庄駅。

ちなみに、しんじょう君の頭に乗ってるのは鍋焼きラーメン。須崎市の名物です。

新庄駅のすぐ近く。

道の駅「かわうその里すさき」。

鍋焼きラーメンはもちろん、カツオのタタキなど高知のおいしいものがいただけます。

かわうその里の道をはさんで反対側。本気のローソン。

巨大しんじょう君。店内もしんじょう君でいっぱいです。

さぁ、カワウソを探すライド、本格的にスタートです。

豊富な食糧

新庄川沿いを走り始めてすぐに、その水の綺麗さに驚きます。

川の中の魚が一目瞭然。

でっかい鯉がいっぱいいました。

ふむふむ、これがカワウソの餌になるわけだな・・・

川沿いのお店。

右、喫茶しんじょう。左、ブティック「リバー」。

そのまんまやないかい!!と言いたくなる気持ちをグッと押さえます。

うーむ、あのあたりにカワウソがいそうな感じ・・・

上分じまん

須崎市上分にある「上分じまん」の看板。

2012年、当時の地元小学生によるものです。

アユ釣りを楽しむ人と、カヌーを楽しむ少年。

川にはカワウソがいっぱい。

看板は少し色褪せてしまいましたが、周囲の風景は今も色鮮やかで美しいものです。

と、私も「上分じまん」に助太刀します。

そうこうしてるうちに津野町に突入。

川幅は少し狭くなりました。

鮎釣りを楽しむ人の多いこと。

沈下橋のたもとでバーベキュー。楽しそうです。

津野町立図書館の「かわうそ館」とカワウソ自然公園。

カワウソ自然公園ではキャンプも楽しめます。

 

川沿いを走っていると、地元住民の新庄川愛がひしひしと伝わってきます。

いつも生活のとなりにある川、そんな感じです。

 

川で泳ぐ子供を発見。

実はここ・・・

桑ノ川わんぱくプール。

自然のプールなんてある意味すごく贅沢ですね。

さらに上流へ

高知県津野町は風車の町。

向こうの山に風車が何基もならんでいます。

今日は風がなくほとんど回っていません。

風車的にはどうかと思いますが、サイクリスト的にはGOOD。

ここの交差点を左へ。

国道197号に別れを告げて、川沿いの旧道、県道377号へ。

かなり山深くなってきました。

山の中でしんじょう君発見。

きれいな川をまもろうね☆ね☆

坂本龍馬脱藩の道。

龍馬が脱藩したころは、川にはカワウソがいっぱいいたんでしょうね。

「おっ、カワウソがおったぜよ。」とか言って。

なんかすごく雰囲気の良い道になってきました。

道路コンディションは良好。車もほぼゼロ。

 

気が付けば、新庄川があんなに小さくなっていました。

新庄川源流

山道を走っていると、小さな集落がいくつかあります。

とんでもない田舎の集落ですが、廃屋などはほとんどなく、人々の生活が力強く伝わってきます。

茶畑のある風景が心地いい。

木々のトンネル。気持ちいぃ~!!

新庄川の流れはほとんど見えませんが、たえず川のせせらぎが聞こえてきます。

最高のBGMやね。

とうとうでました。新庄川源流の看板。

今回のライドで確認できた、新庄川の最上流部です。

茶畑のヘアピンカーブでちょっと休憩。

今回は残念ながらカワウソを発見することはできませんでした。

それでも、最高に気持ちのいい旧道ライドにテンションはほぼマックス。

あぁ楽しかった~。

帰路につきます

旧道をさらに進むと・・・

ん?

峠のピークを越えたみたいです。

ということはココを流れている小川は四万十水系ですね。

 

さらに進むと国道197号に合流しました。

道の駅「布施ヶ坂」。

この道の駅のキャッチコピーは「四万十源流の駅」。

ちなみにここから四万十源流まではおよそ5キロ。

新庄川の源流は目と鼻の先にあるというのに・・・

がんばれ新庄川。

 

ようやく仁淀川河口付近まで戻ってきました。

照り付ける太陽と向かい風に、まじで心折れる5秒前。


 

Morethanのこのインナー超優秀。

夏場はこのインナーに半袖のサイクルジャージがお気に入りのスタイル。

長袖だけど、半袖よりも涼しいです。

 

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